現在NHKで放送中のドラマ『ヘチ王座への道』は見ていますか?
『ヘチ王座への道』は韓国で2019年に放送された史劇で、第19代王・粛宗の後継を巡って2人の皇子と傍系の王族イ・タンが登場します。
結局、第19代王・粛宗の長男景宗が後を継ぎ第20代王に即位しますが短命で、景宗から後を任されたのが第21代王英祖が52年もの長期間王座に就きます。
韓国史劇って正室の子供と側室の子供がいて誰が世子になるのかと、当の本人が幼い頃から政治的な力や陰謀が絡んでくるんですよね。
そこで今回登場する
- 景宗
- 英祖
- イ・タン
の生まれを整理してみたいと思います。
景宗
- 第19第王・粛宗の長男。
- 3歳で世子になる。
- 母親は『朝鮮三大悪女』のひとりチャン禧嬪。
- チャン禧嬪は、正室を呪った罪で死罪になる。(当時景宗は14歳)
- 病弱で子どもに恵まれなかった。
英祖
- 第19第王・粛宗の次男。
- 景宗は子供を望めない体だったので、世弟として後を継ぐ。
- 母親はトンイ。
- 母親・トンイの身分が低く(水汲み)景宗とは全く異なる扱いを受けて育つ。
- 第19第王・粛宗は生前英祖を第20代王にと考えていた。
イ・タン
- 第16代王・仁祖の長男だった昭顕世子のひ孫。
- 王座へ強い執着心を持っている。
- 『母親の身分が低い英祖がよくて、どうして自分がダメなのか!』と英祖を心底ねたんでいる。
結局は英祖は民を第一に考え、
1724年8月に即位から1776年年3月まで王位に君臨しました。
在位期間は歴代最長の51年7カ月。
この時代に83歳まで長生きをした長寿というのもありますが。
不正のない平等な世の中を目指す不屈の道のりはドラマを見ていて応援したくなります。
民に寄り添う庶民派の王で信念のストーリーが主軸ですが、
- コ・アラとのロマンス
- タルムンとユニョンとの関係
- ノロン派重鎮・ミン・ジノンの政治的な洞察力
- パク・ムンスやアボンとの友情
- 英祖を演じたイケメン人気俳優チョン・イルの演技力
も面白いです。
そして英祖はこの後自分の長男・荘献世子を米櫃に閉じ込めて餓死させてしまうドラマへ続くんですよね。
あの有名な米櫃事件です。
それが描かれたのがドラマ『イ・タン』です。
『ヘチ王座への道』を見終わった方は、ぜひ『イ・タン』も楽しんでみて下さい。
コメント